ヒプノセラピーの体験談をいただきました。(50代女性)
人それぞれ自分の内面との向き合い方は違います。
心の振れ幅が少なく、あまり動揺しない人。メンタルが強いとも言われますが、
そんな人でも病気やネガティブな出来事で自分と向き合う時が訪れます。
以前から気になっていたこと、考えないようにしてきたこと、心に蓋をしてきたこと、
潜在意識は自分に必要な時期に、人生のどこかでその問題と向き合い、解放しようとします。
多くを学んできたと思っていても、自分でも気づいていない感情があって葛藤する。
実は私も今その時期にあり、これがどのように解放していくのか興味深く見守っています。
幼少期や過去生で取り込んできた、ネガティブな思い込みの観念があれば鎧を脱ぐように手放すことが大事です。
ヒプノセラピーではリラックスして潜在意識に向き合うことで、ネガティブな記憶と感情を確認して手放すことができます。
今回のセッションでは、最初のカウンセリングで話されたことの答えになるようなイメージが出てきました。
ご自身も気づかれてスッキリされたようです。
体験談をいただきました。ありがとうございました。
「予備知識」
ヒプノセラピーとはどういうものか。その自然療法としての効果。セラピーが出来上がった背景などを詳しく説明していただきました。もともと、ヒプノセラピーに興味があったので、自分なりに概略を理解しているつもりでしたが、芳武先生の優しく丁寧なご説明で、理解が深まり、セラピー全体のイメージがクリアになりました。
「言葉にする」
自分の悩みや感情を言葉にする、という部分があります。その言葉をキーにして、セラピーが進んでいく大切な部分ですが、私はここで時間がかかりました。今の自分の状況は幸せだ、と感つつ、うまく説明のつかない引っかかりがあって、その原因を知りたかったのです。幼少期の問題は、ほぼ解消しているので、前世かも、という感じでご相談しました。悩みがはっきりしないので、その言葉探しで迷いましたが、そこも先生に助けていただいて、何とかできあがりました。
「催眠」
Zoomでのセラピーでした。マイクやネット接続の状態によって、集中が途切れることもあるので、できる範囲で環境を整えて受ける、っていうことも大事だなぁと感じてます。私は、比較的うまく催眠に入れました。見えている映像は、始めはぼんやり、でも段々と集中が深まって、色々見えてきました。
「過去生」
最初は、人に裏切られて驚き、人生の目標を諦めるシーン。次は、同じ人物が年を経て、本来の望みとは別の形で満足している状態。最後、死のシーンでは、大変満足して安らかな状態でした。どのシーンにも、近親者やパートナー不在で、安定しているけど孤独だったようです。
この人生での、感情や学びについて答えるうちに、セラピー直前の雑談タイムで自分がを何となく言ったことを思い出し、「あー、そういうことか!」というスッキリ感がありました。
「ハイアーセルフ」
その人が、ハイアーセルフだったのか、守護神とか守護霊なのか、分からないですけれども、「高次元」のイメージと対話をすることができました。ここから、本当に笑えるんですけれども、その方(ローマのサン・ミケーレ・アルカンジェロ像かな?)が厳かに登場されたので、ありがたく、いくつか質問をしたのです。しかし、その方は、もう明石家さんまかっていう感じの、明るい早口で、私の質問が終わるの待たずに「あー、それ、大丈夫大丈夫」「あー、平気平気」「心配ないないない」という調子で。こちらも、すっかりほぐれてしまって。これは、本当にこれでいいのかな?と思いつつ、楽しいエンディングでした。
「催眠後」
催眠から戻していただいた後、先生と語りながら、思い出すことが結構ありまして。そこで、いくつものストーリーが繋がっていくというのを感じました。セラピー半ばから、ずっと流れ続けていた静かな涙は、まだ止まりませんでした。悲しい涙、っていう感じではなく、サラサラ流れ続けていて、その水と一緒に、何か溜まっていた澱のようなものが出ていくようでした。
「翌日」
今、これを書いているのは、セラピー翌日です。額のしわがちょっと浅くなったような気がします。とてもとても素晴らしい体験でした。本当にありがとうございました。