ヒプノセラピーの体験談をいただきました(年齢退行・インナーチャイルド)
セッションでは、ヒプノセラピーの前に現在のお悩みの背景をカウンセリングでお伺いします。
お話から、幼少期の影響がありそうなのか、過去生の問題なのかを一緒に話しながら判断して退行催眠を体験していただきます。
今回は幼少期に戻られて、気づきと変化を感じられたようです。
インナーチャイルドを癒すと皆さんポカポカと温かさを感じられて、安心することができたと感想をいただいています。
今回も体験談をいただきました。皆さんの参考になる詳しい体験談をありがとうございました。
私は、人に自分の気持ちや想いや、要望等、何かを伝える行為に、何故か苦手意識を持っています。
その為に、職場でもなかなかコミニュケーションが取りづらい状況が多々あり、周りのスタッフの方にも迷惑をかける事が多いです。
そんな時にヒプノセラピー療法をご紹介いただき、
無意識領域に存在している潜在意識や前世との関係がその苦手意識という問題点に繋がっているのではないかという点にまず気付くことが出来ました。
催眠療法は、初めての経験でしたので上手く催眠状態に繋がるかどうか不安な気持ちもありましたが、先生の心地の良い声のトーンにいつの間にか身を委ねている自分がいました。
そして、記憶の中の、とても深い部分に入り込んでいった記憶があります。
最初は波の上で気持ちよく浮かんでいたのですが、目の前に出てきた階段を登っていくと、
小さな女の子に出会いました。
年齢は3~6歳程でしょうか。
まだ小さく、小柄で、幼く感じました。
とても泣いていて、常に怯えている状態でした。
悲しい気持ちや辛い気持ちがひしひしと伝わってきて、催眠状態にいる私も勝手に涙が溢れ出てきました。
(この時点で、催眠療法、前世療法ではなく、インナーチャイルドという療法に切り替えて頂いていた様です。)
台所で母親らしき人物と対面している場面(怒られているようにも感じる)も出てきました。
母親に小さい頃に台所で怒られたような記憶はありませんが、目の前にいる女の子はとても泣いていました。
その女の子に、大人になった私が「私が守ってあげるから、大丈夫だよ。」と何度も何度も安心させてあげるように声をかけました。
小さな女の子は、すなわち私の中のトラウマと潜在意識と顕在意識のどちらの意識も持ち合わせた過去の私でしたので、最初はとても辛そうでしたが、
何度も声をかけていくうちに、涙が止んで、本当に?と不安と期待と助けを求める気持ちを含んだ、涙ぐんだ目で私を見つめていました。
最後は泣き疲れた様子もありながら、安心した様子で私の胸の中で一緒になりました。
来た階段を戻っていき目を覚ますと、
私がいるから大丈夫と小さな女の子に伝えられた事が、とても愛しくなり、心が暖かくなり、伝えられて良かったなと思ったと同時に、小さな身体で沢山耐えている姿を見て、もっと守ってあげたい、笑顔で過ごして欲しいという様な感情が強く生まれていました。
そして、何故か
その子を笑顔にするためには、
今回このヒプノセラピー療法を受けるキッカケにもなっていた、「誰かに自分の思いを伝える」行為をやり遂げなければならない、という強い使命感のような気持ちに変わっていました。
この子が怯えて泣いている状態だから、伝えることがそもそもストレスになっていて、ストップがかかってしまい、苦手意識に繋がったんだなと思いました。
今は自分の胸に一緒に生きているので、大丈夫そうです。
その子を守りつつ、
自分の中にあるものを伝えていく事が、その女の子を更に守ること、笑顔にする事に繋がるような気がしました。
小さい頃の記憶は基本家にずっと1人で、弟が産まれてからは、弟の世話はいつも私が見ていました。
お姉ちゃんだから頼んだよ。しっかりね。
常に、わたしがしっかりしないと。おとうとを守らないとと、思っていました。
親はいますが、早くに仕事に出ていき帰りは早朝に近い時間に帰ってくるため、家には誰もいなかったです。
久しく会って話せば親には怒りの感情がいつもくっついていたので、まともに話せず、恐れや恐怖心、寂しさ、孤独感というイメージでした。
ですが、今回、自分の中の自分に会うことが出来たのがとても嬉しく、愛おしくなり、今回の問題点を抱いていた自分と繋がったような気がして身体がふわふわしていました。
まだ深い部分のトラウマは残っていると思うので、またヒプノセラピー療法(インナーチャイルドも)を受けたいなと思います。
自分の中の深い部分に触れることが出来る体験ですので、多くの方に是非体験していただきたいです。
体験された方が、少しでも納得のいく人生を、楽に前に進めるようになることを祈っております。