hypnotherapy
ヒプノセラピーとは
ヒプノセラピーとは
ヒプノセラピーは催眠療法です。催眠と聞くと催眠術のショーをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、催眠療法は催眠術とは違います。操られたり、言いなりになることはありません。セラピストの穏やかな声でリラックスしていただき、受けられる方の問題解決や願望達成のサポートができる療法です。
ヒプノセラピーは、人類の歴史上最も古くからある自然なセラピーです。インドの古い文献やエジプトのパピルス紙にも「眠りの寺院」といった催眠を使ったヒーリングの記録が見られます。現代に受け継がれているのは、「暗示、眠り、癒し」があまりにも有効だったからです。
ヒプノセラピー先進国のイギリスやアメリカでは、医療の分野でも有効で安全な療法として認められています。がん等の難病の療法としても積極的に取り入れられています。
(ヒプノセラピーは医療行為ではありません。現在治療中の方は、主治医にご相談ください。症状の改善には役立ちますが、治癒をお約束するものではありません。)
私たちは、日常でもこの催眠を体験しています。
朝目覚めてまだ布団の中でボーっとしている時
夜寝る前の布団の中でゆったりしている時
映画やTVを集中して見ている時
高速道路を運転している時
など、何かに集中している時やリラックスしている時です。
一日に何度も出たり入ったりしています。
自然な状態であり、特別な状態ではありません。
このリラックスしている状態の時は、こころが穏やかになっていて、無意識(潜在意識)にアクセスしやすくなっています。
人の意識は、顕在意識(自覚している意識)と潜在意識(無意識のことで自覚していない意識)があります。
顕在意識は意識全体の10%で残りの90%が潜在意識です。
意識のほとんどを占める潜在意識は、呼吸や体温調節など自律神経をコントロールしていたり、過去の記憶や感情、特に、怒り、悲しみ、恐怖、傷心、制限などネガティブな感情の記憶が多くプログラミングされています。そしてこの記憶がさまざまな問題や体の症状、障害を作り出しています。
あなたが40歳なら40年分の記憶と感情、お母さんのお腹にいた時の10カ月間の感情
、それに前世の記憶がすべてこの潜在意識のなかに入っています。
顕在意識と潜在意識の間には、クリティカルファキュリティと呼ばれている判断のフィルターがあります。潜在意識は無防備でとても素直です。何でも情報を簡単に受け入れてしまわないように、外部からの刺激を顕在意識が判断してこのフィルターで防御しています。このフィルターは、だいたい8、9歳くらいに出来ると言われていますが、それまでの幼少期は、外部からの刺激、情報、言われたことを何でも受け入れ、信じ込み、記憶します。そしてこれらの情報や育った環境が、現在の価値観、性格など私たちのベースとなる人格を形成していきます。
人格形成には、幼少期に家庭内でどんな接し方をされ、どんな言葉をかけられたか、家庭環境はどうだったかが影響しています。愛情豊かに育てられればまず自己を尊重し、他人も尊重し安定した精神状態と円満な人間関係を築くことができます。
成長して大人になっても幼少期に受けて取り込んでしまったネガティブな記憶は、そのまま潜在意識の中にあり、傷ついた自分が存在し続けて、様々な問題行動や病気、症状を起こしています。
ヒプノセラピーが優れているのは、過去に取り込んでしまった、今のあなたに不必要な記憶のプログラムを断捨離できることです。催眠状態でリラックスすると、潜在意識にアクセスしやすくなります。催眠で判断のフィルターを外すことができます。問題となっている症状の記憶を思い出し、肯定的に癒し、過去のできごとに学びを得ることで、問題の解決と症状の改善が期待できます。問題を解放し、プラスのイメージに書き換えていくのです。
もともとの問題解決の答えは自分自身の中にあり、それに気付くことで問題は解決します。
催眠療法は怪しい、話したくないことも言わされる、と誤解される方もおられますが、
セラピストは、クライアントご本人が問題解決の答えに気付くために、サポートとガイドをするにすぎません。催眠中も意識はあり、ご本人の意思で言いたくないことは言わないことも可能です。セラピストに力があるのでは無く、ご自身の中に力が眠っているのです。どれだけご自身の問題解決をしたいのか、その気持ちが大切なのです。
セラピストと協力して問題解決をする。セラピストをフルに利用してください。そんな療法です。
過去の記憶の中には、何代も前に生きていた前世と呼ばれる記憶も含まれます。
この記憶を癒す療法は、前世療法と呼ばれています。
この療法はアメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士の著書「前世療法」の中で紹介され、1991年日本でも出版されました。著書には、1982年、ワイス博士が、精神障害に悩むキャサリンという患者に、年齢退行という幼い頃のトラウマを癒し、解放する療法を試みた時、「あなたの恐怖症の原因となった時期までさかのぼりなさい」と指示したところ、4千年前の過去世に戻ってしまいました。博士は最初、前世や輪廻転生について信じられなかったが、何度も療法を試みる度に、キャサリンは異なる過去世へ戻って行き、今までの治療で治らなかった症状が改善していったことを紹介しています。思い出されるイメージを体感することで得られる癒しの効果、問題改善の助けになるナチュラルで安全な療法です。
「人は死なない」私たちは魂の存在であり、肉体の死を迎えても何度も生まれ変わり、愛する人々と役割を変えて何度も共に生きて学び合っているのです。
また前世療法は前世を確認することではありません。思い出される記憶のイメージを体感することでヒーリングを得ることを目的としています。
ヒプノセラピーは年齢退行系の療法だけでなく、ダイエット、禁煙、目標達成、不眠改善、自己実現などの願望達成の療法もあります。ご本人の「どうなりたいか?」なりたいイメージの分析をセラピストと協力して行い、肯定的で効果的な、願望が達成したイメージの暗示を催眠状態で入れることで、実現していきます。
何度ダイエットや禁煙に挑戦してもリバウンドしたり、途中で挫折することは顕在意識では分かっていますが、潜在意識の中には、過去に失敗した数々の記憶が蓄積されており、どうせまた失敗するのではないかという観念があり邪魔をしています。(ネガティブな感情を伴う出来事や記憶は、判断のフィルターを通過しやすくなっています。)
暗示が効果的であることは、フランスの自己暗示法の創始者、エミール・クーエ氏が伝えており、暗示によって様々な病気も改善できるという診療所も開設していました。
クーエ氏はその診療所で、長年さまざまな症状で悩んできた患者達を、数人の目の前で暗示を使って改善して見せました。長年の体調不良を経験している人は、自分は病気なのだと常に考えていて、その思いが潜在意識に深く刻まれています。その意識を肯定的な暗示で書き換えていくのです。
そして人の心と体は繋がっています。病気になることは患部だけが悪化するからではなく、精神的な負担やストレス、思い込み、思い癖などが影響していることもあります。特に自律神経系統をコントロールしている潜在意識に、病気が改善していく暗示を与えることで、免疫力もアップし症状や問題の改善が期待できるのです。
このようにヒプノセラピーは人生をより良くするためのツールです。
問題を解決し、あなたのなりたい姿を実現します。
さまざまな問題に効果が期待できます。
こんな方におすすめです
~したくないのに~してしまう
自分を好きになれない、自信がない
自分は価値がないと思ってしまう
言いたいことが言えない、がまんしてしまう
何か虚しい、不安や心配ばかりしてしまう
人を愛することが出来ない、愛されていないと思う
人を信じることができない
高所恐怖、閉所恐怖、対人恐怖などの恐怖症
美肌、ダイエット、禁煙、不眠
仕事で成功したい、結果を出したい
スポーツで結果を出したい、勝利したい
過去のトラウマ、傷心、制限がある
あなただけのオーダーメイドの療法です。
ヒプノセラピーのアプローチ法について
前世療法
潜在意識の中に蓄積された前世の記憶を体験します。現在起きている様々な問題は、
この前世の否定的な記憶が原因となっていることがあります。この否定的な感情を再び体験し、客観的に肯定的な学びを得ることができます。
年齢退行
問題の原因が幼少期の0歳~5歳頃にあると思われる時にこの療法を行います。
催眠で幼い頃の記憶を呼び起こし体験します。
その時起きた出来事と感情を癒して、否定的な感情を解放し肯定的な学びを得ます。
インナーチャイルド
年齢退行と共に行います。過去の出来事で傷ついたインナーチャイルド(あなたの中の純粋な子供のこころ)を癒します。
幼少期から思春期に愛情が不足していたり、否定されたりして親の問題、接し方で基本的欲求が満たされなかったことが問題の原因と思われる時にこの療法を使います。
親の病気、過剰な期待、虐待、不仲など
エンプティーチェアー
問題の原因に関係のある人や動物の意識との対話療法です。故人に対して心残りに思っていること、パートナー、家族、友人、との対話、大事にしていたペットを失った時などに自分の気持ちを催眠下で伝え、対話をして心に区切りをつけるセラピーです。
癌や病気との対話療法
対話療法を使い、体と病気の患部などとの対話から改善の方向性や癒しを得る療法です。
心と体が繋がっていることから問題が起きた原因を探り、快方に向かう暗示で症状改善
の助けを得ます。
未来療法(フューチャーペーシング)
未来の自分のイメージを体験します。自分らしく輝いている理想とする自分に出会って対話をするワークです。なりたい自分になったイメージを体験する事により思考、信念、行動などが変わっていきます。
願望実現
ダイエット、禁煙、目標達成、不眠改善、自己実現などの願望達成の療法です。
ご本人の「どうなりたいか?」なりたいイメージの分析をセラピストと協力して行い、肯定的で効果的な、願望が達成したイメージの暗示を催眠状態で入れることで、願望が実現していきやすくなります。
好転反応について
セッション後、人によっては疲労感や倦怠感がおこる場合があります。
また一週間ぐらい症状が強くなったり、頭痛などが現れることがあります。
これは好転反応と呼ばれる症状で、今まで封印していた感情に接したためです。
感情が解放されれば安定してきます。良い方向へ向かう為の反応です。
感情のデトックス効果だと思ってください。
心配な時はご相談ください。
セッションの流れ
・当日は5分前から入室出来ます。
・当日の飲酒はお控えください。
・携帯電話の電源はお切りください。
・体を強く締め付けない楽な服装でお越しください。
・室内は完全禁煙です。ご協力をお願いいたします。
・セッション中は目を閉じてリラックスしていただきます。
コンタクトが気になる方は、外してください。
・初めにご相談内容を確認します。
・セッションでのゴールを設定し、セッションについての説明をします。
・簡単なアンケートとリラックスの練習をしていただきます。
・メインセッション・ 催眠状態に誘導し、ヒーリングを得ます。
・セッション後のカウンセリングをいたします。
オンラインで受けていただくことも可能です。
オンラインですと、全国どちらからでもご自宅からリラックスして受けていただけます。
Zoomで行いますので、お送りするURLをクリックしていただくだけでつながります。
イヤホンマイクをご用意ください。
料金
初回 3時間 25,000円(税込)
継続セッション 2時間 15,000円 (初回から3ヶ月以内)(税込)
ヒプノセラピーについてご相談やカウンセリングもいたします。
Zoomや電話を使った、遠隔でのヒプノセラピーも可能です。
コーチング・セラピーのページをご覧ください。
ただいまモニター受付中 初回3時間 20,000円(税込)
(モニターは匿名でホームページ掲載可の体験談を書いてくださる方にお願いしています)
お支払い、キャンセル規定は会社概要・特定商取引表示をご確認ください。
ヒプノセラピー資格スクール
マインドエイトではプロのヒプノセラピストになる為のトレーニングも
行っております。
ABH(米国催眠療法協会)の資格について
ABHはヒプノセラピー先進国、アメリカを代表するヒプノセラピスト団体です。(本部はネバダ州)
1982年A.Mクラズナー博士により設立されました。現在では世界中に会員が存在し、世界各国で1,000以上の催眠教育団体がメンバーとなっている国際的な団体です。
米国ではNGH:米国催眠士協会と並ぶ規模を誇る団体であり、ヒプノセラピーで高く評価されている団体の公式認定トレーニングです。
トレーニング終了後、希望者にはABH:米国催眠療法協会の認定ヒプノセラピスト資格が発行されます。
マインドエイトはABH:米国催眠療法協会の公式認定トレーナー資格を取得しています。